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2000年夏・パリ日記(6)

Sainte Chapelle。今回は入口、裁判所側の門。門衛。予約券があったのでそのまま列へ。楽器を持った演奏家たちが横を通る。入場。なんとあの階だった。夫婦とも大感激。100Fと150Fは座席が前部と後部の違い。前から3列目あたりに座る。ケチらないで150Fにしといてよかったのかなぁ^^。
LA SANTE CHAPELL Aout 2000
LES ARCHETS FRANCE

Paul Rouger, Elisabeth Pallas(violons)
Marc Desoons(alto)
Phillippe Nadal(violoncello)
Catherine Robin ou Sylvainle Provost(contrebasse) どちらだったのだろう
Sylvie Pecot-Dounatte(clavecin)
Christophe Gruiot(violon solo&direction)
コンサートマスター(第1ヴァイオリン)は大柄でゴーギャン初期の絵の農民風。チェンバロはカメレオン風(ごめんなさい^^)の顔。チェロは菅原文太か。ヴァイオリンの右側の男性は繊細で眼が細く髪を束ねている。カッコいい。Y兄弟の弟似。妻がファンに^^。演奏後、教会の庭で出会ったので妻が一緒に写真。気さくにOKしてくれた。
全曲J.S.BachでGoldbergなど。演奏中ステンドグラスを見たり天井を見たり。演奏と建物に酔う。妻、手を握ってくる。強く握り返す。途中、女性3人が退出して男性3人で演奏。チェリストが曲の説明をしてる時、観客のケータイが鳴る。いずこもマナーが悪い人がいるものだ。日本人じゃなかったんだろうなぁ^^。チェリストがケータイにひっかけた冗談を言ったようだが、悲しいかな、そこまでのフランス語力はない。
コンサートが終わって外へ出る。9時前。まだ明るい。日本の6時くらいの感じ。妻がパリの夜を堪能したいようだ。モンパルナスとも思ったが、そこまでの時間がないのでサン・ジェルマンデプレ駅へ。サンジェルマンデプレ教会(Eglise St.Germain des Pres)。サンジェルマン大通り。高級店(ブランド、ブテッィクなど)、カフェ、レストラン。銀座のような感じ。
疲労を感じつつ地下鉄でSt.Sebastien Froissart駅へ。ここで今回のパリ旅行で最も不愉快な体験。sortieへ向かおうとしたところで、数人の兵士風の服を着た男と背広姿の男1人に呼び止められる。乗車券を見せろとのこと。だが、パリ最初のころは券を持っていたが、その内、外に出る前に捨てていた。たまたま僕はあったが妻はない。170F払えとのこと。後になって冷静になって考えるといろいろ対処の仕方があったのだが、その時は混乱してしまい、払わざるを得なかった。韓国映画「シュリ」に出てくる北朝鮮兵士みたいな男からいきなり迫られたら、どうしようもない。後日更に驚いたことに、JTBの人の話では、「ニセモノ」もいるとのこと。なんと!
地下鉄事件で妻がすっかりしょげてしまって、せっかくの教会でのコンサートも感動減殺。旅なれない2人で、しかもガイドもいないのだから、いろんなトラブル、しょうがないんだけど・・・。
(続く)
by tiaokumura | 2006-03-24 20:26 | 追悼 | Comments(2)
Commented at 2006-03-24 21:51 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tiaokumura at 2006-03-24 22:48
すずヵさん。今日、学院に行ったのですが、メールの件、聞いておりません。今度は月曜日か火曜日に行くつもりです。そのときに、スズヵさんのメール、調べてみます。


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